
同じ赤字縮小でも内訳は違う
| 年 | 輸出額(兆円) | 輸入額(兆円) | 収支(兆円) |
|---|---|---|---|
| 2019 | 76.932 | 78.600 | -1.668 |
| 2020 | 68.399 | 68.011 | 0.388 |
| 2021 | 83.091 | 84.875 | -1.784 |
| 2022 | 98.174 | 118.503 | -20.330 |
| 2023 | 100.873 | 110.395 | -9.522 |
| 2024 | 107.088 | 112.716 | -5.628 |
2022年との比較では収支が14.701兆円改善した。輸出増加は8.914兆円、輸入減少は5.787兆円で、両方が改善に寄与した。比較の始点によって説明が変わる。
2023年からの輸出増加は収支改善額の159.6%に相当する。100%を超えるのは輸入増加が改善の一部を打ち消したためだ。寄与率を輸出入額の構成比と混同しない。
円の金額から分からないこと
名目円建ての総額。数量、単価、為替の効果を分離できず企業利益や景気の良否を判定しない。輸出は本船渡し価格、輸入は運賃・保険料込み価格で計上基準が異なる。
会社の取引記録で調べる場合
自社の輸出入を調べる場合は通関日、品目コード、数量、数量単位、通貨、円換算額、運賃・保険料をそろえる。同じ品目と単位で数量と単価を分け、仕入価格や売価の変更を確認する。取引先別の利益には原価や販売費も必要になる。
出典
財務省・税関「年別輸出入総額(確定値)」を加工。2026年9月7日取得。保存した表の最終年は2024年。
