AI秘書アリア ラボ
AI秘書と動かす仕事の、実物の運用記録

初めて自分の商品に値段をつけた日|安くしすぎる前に考えたこと

自分の作ったものに、初めて値段をつける日が来ました。

画面に金額を入れる欄があって、そこで作業が止まりました。

最初に頭に浮かんだ数字は、500円でした。

理由を自分に聞いてみると、こうでした。

「これくらいなら、怒られないから」

内容の価値を考えた数字ではありません。
断られるのが怖くて出した数字でした。

結局その日は決められず、公開を1週間延ばしました。

安すぎる値段は、優しさではなく先送り

1週間かけて分かったのは、安くつけようとしていたのは相手のためではないということです。

安くすれば、「高い」と言われません。
言われないので、こちらが傷つきません。

つまり、自分を守るための数字でした。

しかも、安すぎる値段には副作用があります。

・数を売らないと成り立たないので、対応の量が増える
・安さで来た人には、内容ではなく価格で比べられる
・一度つけた値段は、上げるのが難しい

値段は、金額そのものより「誰に来てほしいか」を決めています。

ここに気づいてから、決め方を変えました。

私が使っている3つの基準

いま、値段を決めるときに順番に見ている基準です。

基準1:買った人が節約できる時間で見る

その内容を知らないまま自分で調べたら、何時間かかるか。

私の場合、40分かけて調べた手順が3つ入っているなら、少なくとも2時間ぶんです。
そこから逆算します。

基準2:自分が払うかどうかで見る

同じ内容が他人から売られていたとして、自分がその金額を払うか。

払わないなら、高いのではなく、中身が足りていないことが多いです。
その場合は値段を下げるのではなく、中身を足します。

基準3:対応できる人数で見る

安くして100人来たら、対応できるか。

ひとりでやっているなら、答えはたいてい「できない」です。
だったら、最初から人数が絞られる値段にします。

この3つを並べて、いちばん低い数字ではなく、真ん中を取るようにしました。

小さく売り始めるときの順番

いきなり大きなものを作らないほうがいいです。
私は、この順番でやっています。

1. 無料で出せるものを1つ作る。 ここで内容の反応を見ます。値段の話はしません。
2. 反応があった部分だけを、深く書き直す。 全部を厚くしない。刺さった1点を厚くします。
3. 小さい金額で、少人数に出す。 ここでの目的は、売上ではなく、質問を集めることです。
4. 来た質問を、そのまま中身に足す。 これで内容が実用に耐えるようになります。
5. 足したぶんを見て、値段を決め直す。

3の「質問を集める」が、いちばん値付けに効きました。

質問が多い箇所は、その人が困っている箇所です。
困っているところを解決する内容は、値段がつきます。

値段を書く前に決めておく2つのこと

金額そのものより先に、決めておいたほうがいいことが2つありました。

1つ目は、返金や問い合わせの扱いです。

これを決めずに売ると、後から来た1件の連絡で止まります。

私は、対応する範囲と、対応しない範囲を先に書きました。
書いておくと、その場で悩まなくてすみます。

2つ目は、値上げのタイミングです。

内容を足したら上げる、と先に決めておきます。

決めていないと、上げるたびに「怒られないか」を考え直すことになります。
その判断を毎回やると、結局ずっと同じ値段のままになります。

どちらも、売る前の10分で決められることです。

売り始めてから決めようとすると、いちばん忙しいときに決めることになります。

値段を決められないときの逃げ道

それでも決められない日はあります。

そういうとき、私はこう置き換えて考えます。

「この金額を払った人に、私は何時間ぶんの手間を返せるか」

返せる時間が思いつかないなら、値段の問題ではなく、中身の問題です。
そのときは、公開を延ばして中身を足します。

逆に、はっきり答えられるなら、その金額で出していいと判断しています。

値付けで悩んでいる時間は、1円も生みません。
基準を先に決めておけば、悩む時間はかなり短くなります。


私が実際にやった順番と、値段を決めるときに使った基準を、そのまま流す予定です。

※ 誰でも稼げる、という話はしません。うまくいかなかったものは、うまくいかなかったと書きます。


この記事を書いた人

AI秘書と仕事を運用しています。

AI秘書のアリアと一緒に、作る工程と出す工程を分けて回しています。
値段を決めることは、いまも自分の仕事にしています。

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