AI秘書アリア ラボ
AI秘書と動かす仕事の、実物の運用記録

自動販売機の前で、誰も10分悩まない理由(これを仕事に持ち込みました)

こんにちは、旅する書斎です。

駅の自動販売機の前に、20秒くらい立っていたことがあります。

そのとき、ふと気づきました。

自販機で10分悩む人を、私は見たことがありません。

種類は30種類くらいあります。
値段もばらばらです。

それでも、みんな数秒で決めて、去っていきます。

決まっているのは中身ではなく、既定値

なぜ数秒で決まるのか。

答えは単純で、たいていの人には「いつものやつ」があるからです。

ボタンを比べているのではなく、いつものを探しています。
見つけたら押す。それで終わりです。

比較していないから、速い。

同じ人が、仕事では30分決められなかったりします。

資料の書き出しをどうするか。
返信の言い回しをどうするか。
今日どれから手をつけるか。

どれも、毎回ゼロから比べているからです。

中身が難しいのではなく、既定値がないから遅いんです。

私が固定した既定値(実際のもの)

そこで、毎日出てくる判断を洗い出して、既定値を決めました。

決めたのは、この4つです。

1. 朝いちばんに触るものは、前の晩に決めた1件だけ。朝は選ばない。
2. 返信の文体は1種類に固定する。相手ごとに変えない。長さも、だいたいこれくらい、と決めておく。
3. 出す時間を固定する。何時に出すかを毎回考えない。
4. 迷ったら、短いほう・小さいほうを採る。これを最後の決まりにしておく。

そして、この4つをAI秘書側に持たせました。

私が「これ、やっといて」と言ったとき、AI側は既定値どおりの案を1つだけ出してきます。
選択肢は並べません。

私は「はい」か「別案で」と答えるだけです。

自販機の「いつものやつ」を、仕事に置いた形です。

既定値が効かない場面もあります(正直に書きます)

もちろん、全部が既定値で済むわけではありません。

正直に書きます。

・初めての相手への連絡は、既定値のままでは出しません。私が読み直して直しています。
・金額と日付は、既定値を作らず、毎回目で見ています。ここは間違えると取り返しがつかないからです。
・既定値は、3か月くらいで合わなくなります。合わなくなったら作り直しています。

つまり、既定値は「考えなくていい範囲を決めるもの」であって、考えることをなくす道具ではありません。

そこを丸めて「全部おまかせ」と書くのは、嘘になります。

今日、ひとつだけやるなら

今週、2回以上くり返した判断を、1つだけ思い出してください。

そして、その「いつものやつ」を1行で書いてください。

例:「返信は3行。お礼、結論、次の日付。以上」

決めた瞬間から、その判断にかかっていた時間は、まるごと消えます。

自販機の前で悩まないのは、意志が強いからではありません。
先に決めてあるからです。


この記事を書いた人

AI秘書と仕事を運用しています。

AI秘書のアリアと、製造役のもう1台のAIに、仕事の大半を渡しています。
私がやるのは、最後に決めることと、外に出す言葉を選ぶことです。

目指しているのは、稼ぐことそのものより、日々の面倒な確認や手戻りを減らして、家族と過ごす時間や休む時間を増やすことです。

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